後期研修制度について
大学病院で長年にわたり教育、研究、臨床を担当した経験があり、現在も国内外の精神科関連学会で活躍している複数の指導医が、丁寧に指導を行ない、精神科専門医ならびに精神保健指定医として必要とされる、知識および技能の習得を目指します。 基本的な方針
具体的な研修内容について |
具体的なプログラム
3年間で、精神科医としての基本的な知識・技能の習得とともに、精神保健指定医および精神神経学会専門医の資格の習得に必要な症例を経験することを目指します。指定医および専門医取得に必要な症例を経験し、指導医から懇切な指導をうけることができます。 年次ごとの計画
ストレスケア病棟は開放病棟で気分障害(うつ病、軽躁状態、気分変調症)の患者さんや、神経症圏(不安障害、心気症、適応障害、強迫性障害など)の患者さん、摂食障害の患者さんなどが入院しています。また、気分障害で数年にわたって遷延している患者さん、復職がうまくいかないうつ病の患者さんなども入院し治療を受けています。入院時にこれまでの生活史、現病歴、治療経過を詳しく聞き、どのような問題点があるのか、どのような治療法がよいかを検討し、治療計画をたて、定期的に治療効果を見直して治療に当たります。 A3、A4、B1病棟は、重度かつ慢性な経過をとっている患者さんの診療を行います。精神的な問題のみでなく、身体的な問題の対処や社会生活面での対応も勉強していきます。また長期にわたって病気を患っている患者さんが多いため、各主治医と連携して本人とそのご家族の心情も考慮しつつ、社会復帰に向けて適切な治療計画を組み立てることを目標にしていきます。
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Q:症例は集まりますか? A:GPEネットや輪番制度もあり、措置症例を含む急性期の様々な症例を経験することができます。熟練した専門医の指導のもと、初診から入院治療を経て退院後まで継続して治療を行い、治療経験を積むことが可能です。 Q:精神科単科というと暗いイメージですが・・ A:平成24年8月に新棟が完成し、清潔感のある空間で、頭部CTなども完備され、より充実した診療が可能となりました。また、さいたま市にありつつも自然が多く、晴れた日の中庭はとてもきれいです。 Q:地域に根付いた治療を学ぶことはできますか? A:自立支援病棟では、訪問看護も行っており、地域と密接した治療の経験が可能です。また、デイケアやリワークプログラムも行っており、外来診療とは違った観点からの、退院後の社会復帰支援の経験が可能です。 Q:休日は休めますか? A:病棟医や当直医の制度が確立しており、休日に病院に呼ばれることはほとんどありません。また、家庭事情などに合わせて、勤務形態の相談も可能です。 Q:都心からのアクセスは? A:最寄の大宮駅は埼玉県の中心となるターミナルビルであり、上野から30分、池袋から25分と、都心からも近く、多くの医師は都内より通勤をしています。大宮駅からは朝と夕方に専用バスがあり、路線バスも多くの本数があります。もちろんマイカー通勤も可能です。 Q:他科からの転向を考えているのですが・・・ A:現在、研修中の医師でも、他科から転科希望の医師がおります。また、入院中の症例でも、身体的な合併症に対して対応が求められることも多く、以前の専門分野の知識が役立つことも多いと思います。 Q:医局は関係ありますか? A:東京医科歯科大学の関連病院となっていますが、出身大学は様々で、精神科に至るまでの経歴も様々です。経歴にかかわらず、精神科に興味がある方を歓迎します。
■女性研修医(卒後6年、精神科後期研修4年目) |
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